合格者の声

VOICE

2021/03/29

【相続検定】山岡和博税理士事務所代表 山岡 和博さん 実務者としての知識更新に試験という場を活用しました

相続検定2級合格
山岡和博税理士事務所代表
山岡 和博さん
2020年10月試験合格

実務者としての知識更新に試験という場を活用しました

現在のお仕事についてお聞かせください。

税理士・中小企業診断士として、個人事務所を開業しております。業務の中心は、個人事業主や小規模法人の会計記帳から決算書作成、税務申告といった税理士業務です。小規模企業のバックオフィスのワンストップ化のサービス提供を目指しております。他には、資格の学校TAC札幌校にて税理士・中小企業診断士講座のガイダンス講師もしております。

相続検定を受験したきっかけを教えてください。

業務で一般市民向けの無料税金相談員等をすることがあり、その場合、相談内容のほとんどが、相続・贈与についてとなります。税理士試験で相続税法を選択していないからといって、「相続は専門外なので・・・」など言えるわけもなく、開業してから、独学で知識をつけていましたが、どうせ勉強するなら、なにか試験を受けようという思いに至り受験に繋がりました。

学習方法で工夫したことを教えてください。

以前に相続に関する他の試験を受験したことはあるものの、普段実務であまり馴染みがないことと、2020年民法改正などもあったことから、初学の気持ちで学習に取り組みました。学習方法は、資格の学校TACの対策講座を受講して、問題演習→理解不足のところをテキストに戻って復習というサイクルを続けました。

受講した講座は、試験範囲を網羅しており、テキスト・問題集だけで十分合格するだけの知識を身につけることが可能です。テキストは、試験対策だけで無く、実務上の手引きとしても活用できます。

講座の受講は試験に合格できるまでの力がつくことはもちろんのこと、実務上の注意点なども講義で聴くことができ、重宝しました。

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

相続・贈与分野を本格的に学び始めたのは、税理士として独立開業してからでした。勉強を続けていると、不思議なことに実務でも相続案件に巡ることもありました。

普段の業務は、会計に関することが中心ですが、オーナー企業の場合ですと株価対策やオーナー自身の相続発生という案件がこれから発生することも予想されます。専門家として来るべき時にしっかりとした対策をクライアントに提供できるようこれからも学び続けていきたいと思います。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

受験される動機も様々だと思いますが、ご自身の思いのまま突き進んで頂きたいと思います。実務を行う立場では、絶えず知識の更新が求められます。インプットも大切ですが、アウトプットすることで、より知識が身につくと考えております。試験という場でアウトプットを実践できるのではないでしょうか。