合格者の声
VOICE企業地域経済の活性化、社会的課題を解決するプロフェッショナル養成
合格者の声
VOICE2021/09/09
相続検定2級合格
ネットアップ合同会社
古谷 眞二さん
2021年3月試験合格
外資系ITベンダーの日本法人で、自身が担当する代理店でのビジネスを拡大、活性化する事を職務にしています。具体的には代理店の営業の方が、他ベンダー製品ではなく弊社製品を販売したい、と思うようになる企画を策定したり、代理店の技術者の方が弊社製品を選択した場合の導入作業がスムーズにできるようになるための技術教育の実施などを行っています。
数年前に大学生の息子がFPの資格を取ると言ったのをきっかけに、自分自身も以前からFinance系に興味があったのでFP、AFPの資格を取りました。ただ、目前に迫っている年金や相続の事を考えた時、AFPの知識だけでは具体的な事務処理などが分からず、そのためより突っ込んだ実務的な事を知りたいと考えました。たまたま、娘が資格の学校TACの講座を受講していて、その手続きでTACを訪れた時に、年金や相続に特化した各種検定試験やそのための講座がある事を知り、まずは年金検定2級、次に相続検定2級と考えて、約1年かけて両検定の受験を完了、合格させた次第です。
私の場合は、数十年前の大学受験の時から自分の言葉で「書いて」みないと覚えられないという性格で、テキストにマークするだけでなくお互いに関連する事項などをノートにまとめたり、また日頃持ち歩ける小さなメモ帳にキーワードを書いておいて、通勤途中の電車で目を通しそのキーワードから関連する話題を思い出すように努めました。
私の場合は外資系ITベンダーの営業職という事もあり、業務で相続検定の知識を活かす事は当初から考えておりませんでした。それよりも、目前に迫った両親の相続に対して最低限の情報、知識を身に付けておきたいというのが受講、受験の動機でした。また、前回受けた年金検定の時と同様に、社内で簡単な相続セミナーを開催するつもりでいましたので、学習しながらセミナー用のスライドも準備して行きました。みんなが知りたがっている事、興味がある事は何かを考え、どうしたらそれを分かり易く表現できるか、という工夫をする事で、自身の知識を整理する事ができ検定試験合格につながったと思います。相続検定やAFPの知識を生業にする気持ちはなく、例えば地域の無料セミナーで説明するなどしてみたいと考えています。
テキストだけに頼らず、厚生労働省や法律事務所が開設しているホームページ等の情報も参考にすると良いと思います。さらに自分に置き換え、両親の相続が発生した場合の相続税がどのくらいになるのか、相続対策として何をしたら良いのかなど具体的な事を考えると、より知識が自身のものになると思います。また、年金検定/相続検定の資格、知識は職業として活用しなくてもご自身の将来の生活設計に役立つものなので、是非がんばって検定試験にチャレンジして下さい。