合格者の声
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合格者の声
VOICE2021/04/19
年金検定2級合格
金融業
木村 藤子さん
2020年10月試験合格
法務省が監督官庁であり弁護士法の特例として許可を得て不良債権の管理回収を行うサービサー会社にて、総務部長として総務や経理業務の他、労務業務も担当しています。従業員数は多くはないものの労務・社会保険、給与計算等も行っています。
2020年の社会保険労務士試験に合格し、勤務先の承認を得て社会保険労務士業を開業した個人事業主でもあります。
社会保険労務士試験を受験するために受験勉強を続けてきた結果、2020年に合格できました。苦手意識はなかったものの何回か年金科目の基準点割れで不合格となり、2020年は年金科目に重点を置き学習しました。年金制度の理解が進むにつれ年金を強みにした社会保険労務士を目標そうという気持ちが芽生え、更なる理解を深めるために年金検定を受験することにしました。
対策講座を受講しておらず、過去問等を学習する機会がありませんでしたが、社会保険労務士の受験勉強と同様、厚生年金保険法と国民年金法による違いや年金制度の変遷などの理解も含め、丁寧に確実な理解を心がけると同時に、計算を必要とする事例問題などでは、月数の数え方などを実際に計算し、知識のインプットだけではなくアウトプットを十分に行いました。
年金制度の変遷や具体的事例を学び知識を得たことを活かし、社会保険労務士として年金相談に対応していきたいと思います。公的な年金相談の担当を請け負うだけではなく、年金制度や医療制度などの社会課題を通じ、現役世代に対しての理解を図り、次世代につながる重要な制度であることの周知も行っていきたいと思います。
そのためには、個別相談だけではなく、セミナー講師なども担える年金を得意とする社会保険労務士になり社会へ恩送りをしていきたいです。
私は社会保険労務士試験の合格後に受験をしましたが、社会保険労務士試験の年金対策として試験前に学習、受験することで、年金科目への理解度が増すことになると思います。社会保険労務士試験は年金分野が2科目に分かれますが、この年金検定では、厚生年金保険法と国民年金法の2科目を並行し比較して学習できるのでとても有意義と考えます。
金融機関にお勤めの方も、年金の学習を進めることで顧客の相談に対応できるようになり強みとして活用できると思います。