合格者の声

VOICE

2021/04/16

【年金検定】社会保険労務士 熊谷 雅子さん 年金のエキスパートを目指して受験を決意しました

年金検定2級合格
社会保険労務士
熊谷 雅子さん
2020年10月試験合格

年金のエキスパートを目指して受験を決意しました

現在のお仕事についてお聞かせください。

大学卒業後、金融機関で資産運用のコンサルティング業務に従事していました。直近では電力会社にて補償に関するコンサルティング職に就いていました。

その間、働きながらファイナンシャル・プランニング技能士2級、証券外務員一種、社会保険労務士試験に合格しましたが、社会保険労務士試験合格後に実務経験がなかったことから、「このままで良いものか。」と将来を考えるようになり退職をしました。

今後は、年金分野に強い社労士として、年金、公的保険に関する相談、研修、指導等に携わっていきたいと思います。

年金検定を受験したきっかけを教えてください。

年金検定は、年金の実践的専門知識が学べる資格ですので、年金の意義を分かりやすく説明できる相談業務等の職に就きたいとの思いから、年金検定受験に至りました。年金に関して実践的にお客様にアドバイスができるような、年金のエキスパートになりたいと思っています。

また、新型コロナウィルスの影響により様々な資格試験が中止となる中、なんとしても2020年中に年金分野に関する資格を取得したかったため、この年金検定を受験することに決めました。当時は2級のみの実施でしたが、今後は新設の年金検定1級も目指したいと思います。

学習方法で工夫したことを教えてください。

問題の一問一問を大切に、日々怠らずに続けることで知らず知らずのうちに力がついてくると思います。時間がなかなかとれないことが多かったのですが、スキマ時間を活用する等無理をしないことも大切だと感じました。

学習方法としては、資格の学校TACにて、Web講義、テキスト、問題集を横断的に活用しました。それでも分からないところは更にWeb講義を視聴、テキストを読み込み理解を深めました。

試験全体で見ると社会保険労務士試験の方が難しいといえますが、科目ごとでみると、年金検定は、年金分野に特化した試験となっているだけあり、計算問題等も出題され注意が必要となる試験です。

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

老後の生活を支えるものといえる年金。信頼感が揺らぎつつあり、国民にとって身近なものであるにもかかわらず、分かりづらく、難しそうなイメージがあります。

公的年金は、欠くことができません。特に高齢化の進展する日本においてはそういえるのではないでしょうか。その年金の意義をより分かりやすく説明できるように、年金に関する指導者として、また、セミナー講師として携わっていきたいと思います。

資格を活用して、社会で役立ちたいと考えています。

新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るい社会的不安が広がり、社会の行く末が見通せない今、年金に関する専門的で正確な知識をもって、的確なアドバイスができる人材になりたいと思います。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

年金検定は、年金に関する実践的かつ実用的な知識を幅広く体系的に学ぶことができます。また、社会保険労務士の受験を検討している方にとっては、年金検定の学習が自身の年金関連の知識のベースとなり、社会保険労務士の年金科目の学習が、よりスムーズになるのではないかと感じます。

年金の学習は、国民年金、厚生年金等別々の制度を理解する必要があります。年金検定の試験を用いて年金について一体的に理解することができます。