合格者の声

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2021/03/29

【年金検定】保険会社勤務 若本 泰三さん 人生100年時代を迎える中で年金の知識を正確に知る必要があると考え受験しました

年金検定2級合格
保険会社勤務
若本 泰三さん
2020年10月試験合格

人生100年時代を迎える中で年金の知識を正確に知る必要があると考え受験しました

現在のお仕事についてお聞かせください。

生命保険の代理店営業担当者として職務を担う傍ら、社内における「変額保険マスター」として社内外の金融リテラシー向上に取り組む役割を担っております。講師として登壇する機会も多く、退職後の資産形成を考えるうえで、年金に係る知識研鑽は必須の業務に従事しています。

年金検定を受験したきっかけを教えてください。

年金に関する知識を得ることは、ライフプランシミュレーションに則ったコンサルティングセールスに必要不可欠な知識であると考えたことによります。

国民年金・厚生年金・遺族年金・加給年金・経過的加算・・生命保険業界に携わっていながらこれらの知識について十分とはいえませんでした。人生100年時代を迎える中で、これら年金の知識を正確に知る必要があると考え受験を志しました。

ライフプランシミュレーションソフトで算出される数字の背景を知ること・・、今後いかなる働き方を選択するかで受給できる年金額が変わる。そうした情報を、委託代理店に正確に提供していくことで、エンドユーザーたるお客様の生活に良い影響が及ぶと信じ、学習に取り組みました。

学習方法で工夫したことを教えてください。

学習で身に付けた知識をいかに業務に活かしていくかを常に念頭に置きつつ暗記や応用問題に取り組みました。例えば、高額療養費の分野において、「上限額」を通り一遍の暗記を行うのではなく、「この上限額を活用しながらもいかなる保険が役立つのか」を考えながら学習に取り組んでまいりました。

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

生命保険提案に係る「公的年金の仕組み」について理解が深まりました。「公助と自助」のバランスを考えることで「必要な時期に・必要な期間・必要な保障」が備えられる。年金検定2級で得た知識は、先ず合理的な保障の提案に役立たせられるものと思いました。また、遺族年金の他、老齢年金の分野でも多くの気付きが得られました。世の中には「年金もらえなくなるから自助努力しましょう」といった言葉でお客様の不安を煽り、金融商品を販売するというビジネスを行う人も散見されますが、そうした偽の情報ではなく、正確な情報提供を実践していくことで効果的・効率的に資産形成を行っていただけるよう提案できる知識が身に付くものと考えます。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

今後、同種の他試験も受験予定です。それに挑戦するにあたり、以前から公的年金分野及び確定拠出年金分野の項目が弱いと自認しておりました。この苦手分野克服に向けた勉強ができないかと探していたところ、この「年金検定」を見つけて受験しました。当該分野への苦手意識が払拭でき、今後の試験にも自信をもって臨めそうです。年金検定は解答に至るためには正確な知識習得が必要です。同種の他試験取得を目指されている方にとっても、知識の補完ができるちょうど良い資格であると思います。