合格者の声
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合格者の声
VOICE2020/11/11
年金検定2級合格
高橋 公和さん
リタイア済みですが、国の公務員として大学卒業後から約40年余りサラリーマン生活を送りました。
勤務先は地方の支分部局で関東、東北での幅広い部局において多岐にわたる仕事を経験しました。仕事の内容は、金融、証券、上場会社、それから国有財産に関するもので、各仕事とも各々の関連性があまりなく転勤等があればまた最初の一から覚えなければなりませんでした。具体的には、金融検査、証券検査、検査以外の許認可業務、上場会社ファイナンス(増資)の際の目論見書の審査、国有地の利活用でした。
年金の歴史的背景、変遷及びその制度等に興味を持ちました。また、私自身が受領している年金の中身や今後の形態がどうなっていくのかに関心があったためです。上述のように「年金等」とは、これまでに従事してきた仕事とはほとんど関係がないものですが、年金について学習をすることで、全く違ったこれまで使ってこなかった頭脳を開発し、頭そのものをリフレッシュすることで記憶力低下防止の一環にしたいとの思いもありました。
自分の年齢的にみて問題数が多いこと、特に応用問題の数が結構あるため問題を解くスピード感をどう持続させるかが大変であり、とにかく基本問題を徹底的に身に着け基本問題だけで合格ラインに到達するよう反復練習を行いました。模擬試験がないので、基本問題を解くことによって自分の実力が把握できたことが良かったです。
学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?
年金に関する基本知識を把握できたので具体的に年金の分析ができるようになりました。また、他の人へアドバイスに近いことができるようになりました。なお、現状、この年金検定2級だけでは、即戦力として、仕事につくことができる、仕事に役立てることができるとは思いませんが、年金検定2級の合格を足掛かりとして、努力を積み重ねてより高度な他の資格の取得を目指していきたいと思います。職業的なものにするためにも更に掘り下げた実務的なものを身に付けたく、1級等の上位資格創設を望みます。(編集注:2021年3月に年金検定1級が開始します。)また、資格の学校TACの対策講座を受講したことで、学習することに慣れ易く学習自体が楽しく感じられ、今後の人生においてもポジティブな姿勢が維持できていくと思います。
年金検定は、私たちの生活に身近な年金について詳しくなることができて興味を持って自身の生活設計に役立てることができます。
学習は試験時に、応用問題で長考してしまうので基本問題を解くスピード感を養うことが大切だと思います。当然ですが、年金検定に限らず多様な受講・学習をして数多くの資格を持っていたら、定年後の人生の選択も多岐にわたり、新たな道に挑戦可能となる楽しい第二の道が選べると思います。