合格者の声

VOICE

2022/01/12

【年金1級検定】製造業 松嶋 秀彦さん 「1級」という最高位を獲得することで年金知識への自信に繋がります!

年金検定1級/2級同時合格
松嶋 秀彦さん
製造業
2021年3月試験合格

「1級」という最高位を獲得することで年金知識への自信に繋がります!

現在のお仕事についてお聞かせください。

会社に入社して38年。最初の10年余りは人事部門に所属して労働組合との交渉窓口や労働条件の管理に携わりました。その後、産業車両・物流システムの営業部門において、主に国内販売会社への各種支援をしています。販売会社では営業人材育成にも10年ほど取り組んできました。最近ではIoTを活用した顧客の生産性向上・安全啓蒙に寄与するツールのプロモーションに取り組んでいます。なお、現在62才で、再雇用制度を活用しています。

年金検定を受験したきっかけを教えてください。

60歳定年に到達したことをきっかけに会社リタイア後も何か人に役立つ仕事を続けたいと思い、社会保険労務士試験の受験を決断しました。二度目の挑戦となる令和2年度(第52回)社労士試験に合格しました。さらに、開業に向けて知識を深めておこうと考え、年金検定2級、年金検定1級それぞれに挑戦することにしました

学習方法で工夫したことを教えてください。

とにかく社労士受験で学習した内容を徹底的に復習しました。社労士試験と比較すると社会保険分野に焦点をあてて学習することができましたので、心情的に余裕をもつことができました。

社労士受験当時は「とにかく覚えよう」という意識が強かったのですが、年金検定では、復習の局面において「なぜなんだろう」という意識を持ちながら余裕を持って学習することができました

ただ、年金検定1級の学習では社労士の受験勉強では経験したことのない受給できる年金額を計算する問題、これには驚かされました。同時に、事例に基づいて計算に落とし込めなければ年金を本当に理解していることにならないことを改めて痛感しました。できるだけ多くの計算問題に接して何度も何度も電卓をたたいていきました。特に、異なる元号の月数計算に慣れることにも意識して取り組みました

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

会社勤務の経験と併せ、労務管理を中心とした企業支援、年金相談などの個人支援など幅広く活動する開業社労士をめざしていきたいと考えています。特に、少子高齢化が避けられない状況の中、老後生活への布石としての方策(個人年金保険や確定拠出年金(iDeCo)など)の大切さを若年層・中年層にもっと周知していく必要があるのではないかと痛感しているところです。

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

「年金」はすべての人にかかわるものです。

しかし、その中身は結構複雑であるため、知らないことも多い領域だと思います。極端に言えば、“知らないばっかりにもらいそびれる”ことだってあるかも知れません。年金検定の受験を検討される方は、皆さんにかかわる周りの多くの方々に自信を持って年金について教えてあげられる、そんな存在をめざしてください。

特に、「1級」という最高位を獲得することで年金知識への自信に繋がります。ぜひ、頑張ってください!