合格者の声
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合格者の声
VOICE2021/10/28
年金検定1級合格
にのだん社会保険労務士事務所
二之段 直哉さん
2021年3月試験合格
平成22年に社会保険労務士試験に合格して以降は、社会保険関係手続きの実務に就いたあと、令和元年に「にのだん社会保険労務士事務所」を開業しました。
現在は業務委託契約による労働保険や社会保険関係の届書作成や提出、その他顧問契約による人事労務相談のアドバイス業務をメインに行っています。
年金については基礎知識を身につけるだけでなく、加入してきた年金制度や加入月数、報酬額、性別や生年月日などの条件から算出する年金額や受給権発生日を具体的に説明できる実務能力を高めることが重要であると感じましたので、年金に関する専門性の高い試験、そして記念すべき第1回の年金検定1級試験ということでチャレンジしました。
年金は老齢や遺族、障害年金だけでなく選択や繰り上げと繰り下げ、さらに法律改正など決められたルールの中で千差万別な応用力で対応することが求められます。特に年金額計算については、月数のカウント誤りや加給年金・振替加算・付加年金が漏れると全く違う年金額になってしまいます。ですので、学習の中で常にそれらを注意することに集中しながらも素早く正しい年金額を導くための計算練習を繰り返し行うことが重要であると感じます。
私は業務で人事労務担当者向け勉強会を開催することがあります。前回、「年金」について制度や計算方法のスキルを身に付けてもらうための勉強会を開催しましたがとても好評を頂きました。従業員から年金に関する疑問や質問が多いとのことで、知識を習得して正しく従業員に伝えることは、安心して働くことのできる職場といえ離職率の低下につながるかと思います。今後も年金検定1級のスキルを活かした勉強会を積極的に開催していきたいと感じます。
「年金」はニュースや新聞でも常に取り上げられており、人々の生活の中で非常に関心の高い重要なテーマです。年金検定1級を目指すことにより年金の知識を高めることは自分のためだけではなく人の役にも立つことができ、仕事においても身近な人からも必ず感謝されると思います。
年金に関連した資格試験にはファイナンシャル・プランナーや社会保険労務士試験とありますが、実務のスキルを高めることのできる「年金検定1級」は、ぜひともチャレンジして合格を目指していただきたいと感じます。