合格者の声

VOICE

2021/10/15

【年金検定1級】髙橋 公和さん ポジティブに自身の生活設計に役立てられる試験です

年金検定1級合格
髙橋 公和さん
2021年3月試験合格

ポジティブに自身の生活設計に役立てられる試験です

現在のお仕事についてお聞かせください。

現在、リタイア済みです。なお、国の公務員として大学卒業後、約40年余りサラリーマン生活を送りました。勤務先は地方の支分部局で関東、東北での幅広い部局において多岐にわたる仕事を経験しました。仕事の内容は、金融、証券、上場会社、それから国有財産に関するもので、各仕事とも各々の関連性があまりなく転勤等があれば、また最初の一から覚えなければなりませんでした。具体的には、金融検査、証券検査、検査以外の許認可業務、上場会社ファイナンス(増資)の際の目論見書の審査、国有地の利活用でした。

年金検定1級を受験したきっかけを教えてください。

年金の歴史的背景、変遷及びその制度等に興味を持ったこと、また、私自身が受領している年金の中身や今後の形態がどうなっていくのかに関心があったためです。上述のように「年金等」とは、これまでに従事してきた仕事とはほとんど関係がないものですが、全く違ったこれまで使ってこなかった頭を開発して、頭そのものをリフレッシュして記憶力低下防止の一環になればとの思いもあり、年金検定2級を受験し合格しました。そこで、次のステップに取り掛かろうと思い年金検定1級を受験しました。

学習方法で工夫したことを教えてください。

試験時間に比べ、解答が記述式であり、また、自分の年齢感もあるのでしょうが問題数が多いこと、特に計算問題の数が結構あるため問題を解くスピード感をどう持続させるかに苦労をしました。とにかく電卓の早打ちを徹底的に身に付け計算問題で誤ることがないよう反復練習を行いました。

学習で得られた知識や考え方を、今後どのような場面で活用していきたいですか?

自分自身の年金問題について知らないことが多すぎる方が多く、この解消のためにも年金検定1級の合格で得た知識を活かして、年金について知りたいという方へ具体的に詳しく年金の分析をして、アドバイスができるようにしていきたいと思います。なお、機会があれば、コロナ禍が落ち着いたところで、ちょっとした即戦力として仕事に就くことができるよう更に研鑽を積んでいこうと思います。また、個人的にも、資格の学校TACで対策講座を受講したことで、学習習慣が身に付きました。毎日学習することに慣れてくると学習自体が楽しく感じられ、今後の人生においてもポジティブな姿勢が維持できていくと思います

これから受験を検討される方、合格を目指す方へのメッセージをお願いします。

身近な年金等について詳しくなると、興味を持ってポジティブに自身の生活設計に役立てることができます。

学習面では試験時に計算問題でかなりの時間を取られてしまうので、計算問題を解くスピード感を養うことが大切だと思います。問題の内容によっては計算問題を後回しにすることも一つの手かなと思います。当然ですが、年金検定1級に限らず検定試験を受験して数多くの資格を持っていれば、定年後の人生の選択も多岐にわたり新たな道に挑戦可能となり、楽しい第二の道が選べると思います