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WHAT’S NEW2021/08/11
内閣・知財戦略本部から森俊彦会長に「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」の委員への就任依頼があり、この度就任いたしました。
その第1回会合が、8月6日(金)に開催されました。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai1/gijisidai.html
別添1(資料2):検討会の趣旨はこちら。
別添2(資料3):委員名簿はこちら。
別添3(資料4):事務局説明資料はこちら。
本年6月に改訂されたコーポレートガバナンス・コード(改定CGC)に、知財をはじめとする無形資産が競争力(稼ぐ力)の源泉との観点から、
「知財への投資について、具体的な情報開示・提供、取締役会による実効的な監督が盛り込まれた」ことを踏まえ、本検討会は、
知財投資・活用戦略の開示・発信の在り方や社内におけるガバナンスの在り方等について深堀をしたガイドラインの策定を主な目的とするものです。
注目されますのは(別添1)「1.目的」最後の○に明記されていますように、
「ガイドラインは、CGC改訂を踏まえたものであるが、上場企業のみならず、中小・スタートアップ企業にとっても有用なものとなることを目指す。」
というところです。
森会長からは、第1回会合にて以下の発言がありました。
①競争力の源泉との観点について、上場大企業にとって、ESG/SDGsを含めた知財を含む無形資産の重要性は、中小・スタートアップにとっても同様に重要である。
②中小企業は、大企業のサプライチェーンでエコシステムを形成しており、エコシステムが全体として競争力=稼ぐ力を付けることが重要である。
③①、②を踏まえ、個社企業に加え、エコシステムとの関係の開示力が、直接資本市場に止まらず、間接金融の金融機関の融資・本業支援でも重要である。
④未来に向けての競争力と移行戦略などの開示には「経営デザインシート」(別添3のp47~49)の活用が考えられる。