ごえんをつなぐコラム

四格を育む⑲

第1回 年金検定2級試験のお話

DATE19.09.19

みなさま、こんにちは。社会保険労務士の“マギー恵太”こと、原田 悠太郎です。

今回のコラムは、「年金検定」についての話です。

 

私は現在、日本金融人材育成協会のホームページにコラムを書いていますが、その日本金融人材育成協会により、来たる10月20日「第1回 年金検定2級試験」が実施されます。

 

正直なところ臆病者の私としては、試験で不合格となることが怖く、基本的に試験は受けたくない主義なのです。しかし、このような形でコラムを執筆しており、自分のことながら、「年金を語っているクセに年金の試験を受けないとは何事か!」と思ったため、私も年金検定2級を受検するという運びとなりました。

 

私も社労士を名乗っているくらいですから、年金に関する知識を問われる社労士試験を(幸運にも)パスした経験があるわけですが、この年金検定2級試験、どうも「カンタン」とは言い切ることができないようです。

 

「カンタンではない」というのは、我々受検する側の人間からすると、「難しいのかなぁ」という感覚になりますが、裏を返せば、カンタンな試験ではないからこそ、年金に関する「知識の証明」になり、自信を持って年金について語ることができる、ということです。

 

出題範囲として発表されているものを見るところによれば、「年金法の知識+年金受給世代が気になる知識」が試験で問われると言えそうです。「年金法の知識」とは、厚生年金保険法、国民年金法の公的年金2法を中心に、確定給付企業年金法、確定拠出年金法の私的年金2法が出題されるようです。また、「年金受給世代が気になる知識」は、年金生活者が気になる「年金に対する税金」や「医療保険制度」を中心に、これから年金受給世代となる方々が気になる「退職金への税金」といった事項も出題範囲とされています。

 

前回のコラムで掲載したのですが、年金については身近であり、生活にも大きく関わってくることであるにもかかわらず、意外と知らないことが多く、知っていたとしても、それが「正しい知識」であると限らないことが往々にしてあります。ですから、年金の知識を身に付ける意味でも、年金検定の受験はとても有意義になることと言えるでしょう。

 

新検定であり、10月の試験が第1回目ということで、過去問・試験傾向といった情報はあまり公表されていない部分がありますが、受験する以上はぜひ合格を勝ち取りたいと思っております。そして、もし合格した場合には、私の「年金検定2級・体当たりレポート」をこのコラムにてお伝えしたいと思います。不合格の場合には、体当たりレポートの件は勝手に「なかったこと」にするかと思いますので、その際、コラムをご覧のみなさまには、くれぐれも「大人のご対応」をいただければと思います。

 

ちなみに、このように日本金融人材育成協会でコラムを書いている私であっても、「特待生的な合格はありませんよ」と、(当然のことですが)言われておりますので、みなさまと同じように正面突破を目指すことになります。それでは、お互い頑張りましょう!

 

社会保険労務士

(マギー恵太こと)原田 悠太郎

一覧に戻る