企業経営アドバイザーとは

資格取得の6つのメリット

  • 専門知識に裏付けられた信頼感のあるコンサルティングができる。
  • 事業性評価に基づいた経営改善支援ができる。
  • 地方創生ビジネスのプロジェクトリーダーとして活躍できる。
  • 企業・個人事業主における1to1のマーケティングサポートが実施できる。
  • 地域資源を生かした商品開発プロデュースなどの企画、提案。
  • 異業種・地域間のリレーションシップが構築できます。

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資格取得対象者はこんな方々です。

  • 金融機関に勤務されていて、お客様への適切な経営改善などのアドバイスを行なったり、事業性評価の能力を高めることで地域企業・経済の活性化に取組んでおられる方
  • 中小企業の経営者・管理職で企業経営のノウハウを基礎から広く学習したい方
  • 起業家や個人事業主で事業の将来性継続可能性確保のための実務知識を習得したい方
  • 広告・PR・マーケティング担当者・広報担当者で企業や顧客行動の経済的合理性をベースとした経営のノウハウを学習したい方
  • 販売促進担当者で顧客企業の経営実態把握のノウハウを学習したい方
  • 地方自治体職員で市民課、観光課、企画推進課、福祉課などで行政サービスを提供されていて、地域の活性化への取り組みに興味のある方
  • 学校の教職員で地域学習を通じて、人材育成に取組んでおられる方
  • 商店街組合の役職員で商店街の活性化のために経営のノウハウを基礎から学習したい方
  • 地域観光協会の役職員で地域振興ためにビジネスマネジメントについて学習して、地域の観光資源の活用やマーケティングの手法を習得されたい方
  • 中小企業診断士・公認会計士・税理士などの資格保有者ビジネスの現場での経営のノウハウ(特に会計士や税理士の方には知財関連法務や生産管理など)を学びたい方
  • 経営コンサルタントで幅広い企業経営の実務知識と実践的ノウハウを取得して、現場での活動に活かして、顧客からの確固たる信頼を得たいと考えておられる方

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申込者属性

検定試験の申込者属性

  1. 業種
  2. 年齢

この検定試験を選んだ理由

  • 中小企業診断士で学習した知識を基にして、さらに実践の場で活かせると思ったため

  • 自身の実務・業務・プロジェクトに、学んだ翌日から活かせると思ったため

  • 銀行(融資)の視点からどのように事業性評価をするのか知りたかったため

  • 合格者(同期生)同士で、リレーションシップや新しい取り組みに期待がもてそうだったから

  • カリキュラムの内容、テキストを確認後、学習するメリットがあると考えたから

  • 中小企業支援のための具体的な行動の契機としたかったため

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資格取得者

お客様の経営課題を正しく捉え、最適な解決策を提案できる営業支援者を目指して

キヤノンシステム アンド サポート株式会社勤務

横原 理沙さん

これまでのご経歴と現在のお仕事について教えてください。

私はキヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンシステムアンドサポート株式会社に勤務しております。

当社は中小企業のお客様に「ITでお客様の進化を支援する」ことをミッションとしており、お客様の課題やご要望を把握し、課題解決のための計画策定から選定・導入・運用・保守、そして人材教育までをトータルでサポートしています。また、お客様が抱える経営課題解決のお手伝いも行っています。

私は新卒で入社して約20年、これまで様々な役割を担ってきました。お客様や同僚に恵まれ、良い人間関係の中で仕事ができていることに感謝しています。子育てをしながらキャリアを築いていく中で、仕事と家庭の両立の難しさも経験しました。時短勤務やシフト勤務など、限られた時間の中でもお客様一人ひとりと向き合い、信頼関係の構築を大切にしています。

現在の営業支援部門に配属されたのは2年前。これまでのバックヤード業務での経験を活かし、よりお客様に近い立場で貢献したいと考え異動しました。営業支援部門では、お客様から寄せられた経営課題・業務課題について解決策やプロセスを営業担当者と検討し提案します。その過程では、当社製品を軸としながら市場にある多くのサービスを組み合わせ、顧客に合った最適なソリューションを考案します。

競合する企業も多いのですが、無事受注に至り、思い描いたソリューションが軌道に乗って顧客の課題を解決できた時の充実感は何事にも代えがたいものがあります。

企業経営アドバイザーを取得しようと思ったきっかけについて教えてください。

2年前に部署異動をした際、自分のスキルに課題を感じ、スキルアップを目指すことにしました。初年度にセキュリティ関連の資格を取得後、翌年には上司の推薦を受け「企業経営アドバイザー」に挑戦しました。

中小企業の経営層の方々とお話しする機会が増えていく中で、単なるIT営業としての知識だけでは通用しないと感じていました。経営に関する知識を深め円滑なコミュニケーションを取れるようになりたいと考え、この資格取得を目指しました。

会社としても人的投資に力を入れており、こうした資格取得を支援する体制が整っています。上司からも私の成長のために必要だと勧められたことが、受験を決意する後押しとなりました。

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企業経営アドバイザー・
認定要件申請

「企業経営アドバイザー」として認定されるまでの流れを以下に説明致します。

認定要件について

1検定試験で2科目に合格
「企業経営アドバイザー」検定試験(内閣府後援)を受験し、「知識科目」、「実践科目」の2科目に合格することが必要です。
どちらか1科目のみ合格している場合、一部科目に合格した月の翌年同月末日までにもう1科目に合格する必要があります。
2対話力向上講習の受講
当協会が認定している「対話力向上講習」をご受講ください。受講後に「修了証」が発行されます。

(※)DX経営アドバイザーの認定者の方は、「対話力向上講習」を再度受講する必要はございません。

認定申請方法について

「企業経営アドバイザー」として認定申請される方は、以下のいずれかの方法で申請を行ってください。

①フォームによる申請
「認定申請フォーム」より、必要な事項を入力し、必要書類を添付して申請してください。

②郵送による申請
認定申請書」をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、必要書類とともに下記にご郵送下さい。

《認定申請書・送付先》
 〒101-0061
  東京都千代田区神田三崎町3-2-18
  TAC本社ビル
  日本金融人材育成協会 認定申請事務局宛

申請から2週間程度で、「企業経営アドバイザー認定証」が登録の住所に送付されます。

対話力向上講習の「修了証」は、講習終了後、実施機関の資格の学校TACよりお渡しします。
 教室講座:当日教室で手渡し、オンライン講座:後日郵送にてお渡し(実施後1週間程度)

公認会計士、税理士、中小企業診断士で、一部科目免除規定の適用を希望される方は、証明書類も併せて提出する必要があります。
提出書類など詳細は「一部科目免除規定」をご参照ください。

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検定試験概要

試験概要

項 目 知識科目 実践科目
試験期間 随 時 2025/10/11(土)~10/26(日)
(※)試験期間内で1回のみ受験可能
申込期間 希望受験日の約3カ月前~3日前まで
出題方式 CBT方式による四肢択一 CBT方式による四肢択一及び記述式
出題数 4分野全体で50問 四肢択一式20問
及び記述式1題(10問で解答が20箇所程度)
合格基準 100点満点のうち60点以上
試験会場 全国47都道府県の約360会場にて実施
試験時間 120分 90分
受験資格 学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。
受験料 各 8,800円(消費税10%込)
申込方法 インターネット申込
再受験規定 何度でも可能 試験実施期間内で1回
合格科目有効期限 一部科目に合格した月の翌年同月末日まで

知識科目

知識科目は、企業経営に関する様々な専門的知識を身につけているかどうかを確認するための試験です。
経営者と対話をする際に必要となる、企業財務、企業法務、企業経営・企業支援、生産管理の各分野から出題されます。

企業財務

損益分岐点分析、管理会計、設備投資の経済性計算、企業価値、キャッシュフロー計算書、経営分析、ローカルベンチマーク、中小企業会計、原価計算

企業法務

民法、会社法、組織再編、知的財産権に関する法律

企業経営・企業支援

経営戦略、組織の構造、組織の行動心理、人材管理、マーケティング、中小企業支援施策

生産管理

生産システムの概要、ライン生産への対応、生産管理の実行、生産プロセスの管理、品質と技術の管理

実践科目

実践科目は、知識科目で学んだ様々な知識を用いて、事業性評価が適切に行えるかどうかを確認するための試験です。

事業性評価

事業性評価に基づく融資、ローカルベンチマーク、経営デザインシート、知的財産、外部環境分析、定量分析、内部環境分析、SWOT分析と経営戦略、事業計画

企業経営アドバイザー 一部科目免除規定

資格の取得過程および実務者としての実践において既に一定の経営知識を習得していると考えられる者について、基本的な経営知識を問う「知識科目」を免除する。

  • 1.免除対象者及び提出書類
    認定申請の時点において以下に掲げる者は、申請によって、一部科目の受験を免除する。
    免除対象者 提 出 書 類
    公認会計士 日本公認会計士協会が発行した公認会計士名簿に登録されている旨の「登録証明書」(写し可)
    税理士 税理士証票(写し)
    中小企業診断士 中小企業診断士登録証(両面の写し)
  • 2.免除となる科目
    企業経営アドバイザー検定試験2科目のうち、知識科目
  • 3.免除規定の開始時期
    2021年7月1日(木)から
  • 4.申請方法
    認定申請書に科目免除を申請する旨を記載し、対話力向上講習修了証の写し、上記の提出書類を添付のうえ、当協会に郵送すること。

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検定試験実施方法

ポイント

  1. 受験会場が大幅に増え、会場・試験日が自由に選択可能!
  2. 学習進度にあわせて、ベストなタイミングで受験可能!

企業経営アドバイザー検定試験はCBT方式で実施しております。
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピューターを使用して実施する試験のことです。

試験は期間内にテストセンターと呼ばれる試験会場で随時実施され、会場の空席状況から都合の良い日時・会場を選択して受験することができるため、学習進度やスケジュールに合わせた受験が可能となります。

(株)CBTソリューションズが運営する企業経営アドバイザー検定試験専用ページから、希望する試験日時、会場を選択し受験申込いただきます。

※実践科目は一定の試験期間内のみ受験可能です。

※ご希望の会場で空席がない場合、広域でお探しいただきます。

受験申込手続について

STEP 1

受験者情報の登録

専用ページより、必要事項を入力してユーザーID、パスワードを取得してください。

STEP 2

受験会場・日時の選択

取得したユーザーIDとパスワードでマイページにログインし、受験する試験・試験会場・受験日時を選択してください。

STEP 3

受験料の支払い

②で選択した予約内容を確認し、受験料をお支払いください。

STEP 4

受験予約の確定

受験料の支払完了後、申込内容や試験会場への地図等について、予約完了メール又はマイページでご確認ください。

試験結果について

知識科目の試験結果は、試験終了後にその場で確認できます。
実践科目の試験結果は、後日、マイページで確認できます。

検定試験サンプル問題

「企業経営アドバイザー」検定試験の知識科目(50問)と実践科目(20問+事例問題1題)のサンプル問題を提供致します。
本試験を受験される前に、是非、一度、チャレンジしてください。

知識科目のサンプル問題はこちら

実践科目のサンプル問題はこちら

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よくあるご質問お答えします

試験内容のこと

受験するための条件はありますか?
年齢・性別・学歴・国籍などによる制限は一切ありませんので、どなたでも受験可能です。
金融機関の方限定の検定試験ですか?
受験者の限定はありません。企業や地域経済の活性化のための知識習得に興味がある方はぜひ取得してください。
どんな人が取得するのがおすすめですか?
特に経営者と対話する機会が多い士業の方、企業の経営支援やコンサルタントとして活躍されたい方、企業経営の実務知識の習得を図られたい方におすすめです。
試験は年に何回実施されますか?
検定試験はCBT方式で実施しておりますので、知識科目は年末年始やメンテナンス日を除いて受験可能です。
ただし、実践科目は毎年3月と10月に2週間程度の試験期間を設け、その期間中に1回のみ受験可能となります。詳しい試験期間については、試験概要や協会のお知らせでご確認ください。
試験会場はいくつくらいありますか?
全国47都道府県の340会場(2025年7月現在)にて実施いたします。
試験科目は何科目ですか?
知識科目と実践科目の2科目です。出題範囲は こちら をご覧ください。
試験時間はどれくらいですか?
知識科目は120分、実践科目は90分です。
出題形式・出題問数はどうなっていますか?
知識科目については四択問題50問、実践科目については四択問題20問と記述問題1題(問が約20問で出題されます。
実践科目の記述はどの程度の記述ですか?
数値を計算して解答する問題や、50文字程度で解答する問題を想定しています。
試験中に計算機は使用できますか?
計算機能のみの電卓に限り、使用可能です。
受験申込方法にはどのような方法がありますか?
インターネットからのお申込みのみとなっております。
試験の合格率はどのくらいでしょうか?
受験年度や受験科目によって変わりますが、おおよそ4割~6割の間になっています。

学習方法のこと

試験合格のために、どのように学習したらよいでしょうか?
当協会の認定教育機関である資格の学校TACが実施している、Web通信講座又は教室講座の受講を推奨します。
詳しくはホームページをご覧ください。
中小企業診断士の学習経験があるのですが、この試験に活かせますか?
知識科目は中小企業診断士の出題分野と重なりますので学習しやすいと思います。また、実践科目は事業性評価の内容となり、新しい学習分野です。未習の分野や苦手分野は資格の学校TACの講座で学習できます。学習経験を活かして、ぜひチャレンジしてください。
過去の問題は公開していますか?
過去の問題は非公開となっています。サンプル問題を公開していますので参考にしてください。知識科目はこちら、実践科目はこちら

受験後のこと

合格発表はいつ頃どのように行われますか?
知識科目の試験結果は、試験終了後にその場で確認できます。
実践科目の試験結果は、後日、マイページで確認できます。
試験での自分の得点は教えてもらえるのでしょうか?
マイページにて、科目ごとの得点を開示致します。
1科目だけ合格しましたが、この合格はいつまで有効ですか?
どちらか1科目のみ合格している場合、一部科目に合格した月の翌年同月末日までが有効期限となり、それまでにもう1科目に合格する必要があります。

試験合格後のこと

知識科目と実践科目の2科目に合格したら、「企業経営アドバイザー」として認定されるのでしょうか?
2科目の試験に合格したあとは、対話力向上講習*の受講が必要です。
*当協会の認定教育機関(資格の学校TAC)が実施。
対話力向上講習の申込みも試験と一緒にできますか?
対話力向上講習は「資格の学校TAC」が実施します。資格の学校TACの講座申込ページよりお申込みください。
対話力向上講習の日程の都合が合いません。
2科目の試験を合格した場合の有効期限はありません。都合の合う日程で受講してください。
知識科目と実践科目の2科目に合格し、対話力向上講習を受講したあとの手続はありますか?
所定の手続きが必要となりますので、申請方法を確認してください。申請後に認定証が授与されます。認定証が届くまで、検定試験の受験番号と、対話力向上講習の修了証は大切に保管してください。
「企業経営アドバイザー」に有効期限はありますか?また、継続教育などの義務はありますか?
有効期限はありません。また、現在は継続教育の義務もありません。
認定を受けたら、履歴書や名刺に記載できますか?
認定者には「企業経営アドバイザー」(Business Management Advisor)の称号を付与しますので、履歴書や名刺に記載することが可能です。
認定者に対しての特典はありますか?
当協会主催の認定者向けのセミナーや年1回実施する懇親会に参加でき、新たな知識を身につけたり、異業種の方と交流を深めることができます。

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